レッドビーシュリンプ専門店【ミニマブリーダー シラクラ】飼育用品も販売中

レッドビーシュリンプの飼育用品などの通販サイトミニマブリーダー シラクラ。シュリンプの飼育に失敗しないための用品を開発、販売いたしております。

レッドビーシュリンプの飼い方,初心者でも簡単な繁殖方法は「レッドビーシュリンプ、ビーシュリンプの餌に、えび玉シュリンプフードを!繁殖促進、成長促進には「微生物の素、怪しい粉」、色揚げ、脱皮不全には「レッドビーサンドソイル,シュリンプミネラルカルシウム、いれとかナイト、ブラウンナイト」など!効果があるので入れておくと、レッドビーシュリンプのグレードアップには有利です!

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最近、国内外で弊社商品の偽物や類似品が多数流通しているようです。お客様飼育の水族生物の安全を守る為、実績と安心の当店オリジナル商品を「ホームページに記載の全国の代理店」にてお買い求め下さい。
よろしくお願い致します。

しらくらとは?
ミニマブリーダーシラクラとは?

ミニマブリーダーシラクラは、真のシュリンプブリーダーとし“日本初の専業レッドビーシュリンプ専門店”としての開業をしました。今なおマニアより信頼され続けるシュリンプ飼育用品の開発等、 シュリンプ界の“パイオニア的存在”として活動しております。(今では一般的ですがレッドビーシュリンプの専用フード、ソイル、各種添加材を初めて開発販売のも当店です!)。
今後の開発にもご期待下さい!

レッドビーシュリンプ飼育に関するQ&A

  • Check
▽導入編|▼飼育編▼繁殖編▼トラブル編▼選別繁殖編▼グレード編
■ 導 入 編
Q.
 レッドビーシュリンプの飼育を始めたいとおもいます。最適な水槽の大きさ、ろ過装置、底砂を教えて下さい。
A.
 ビーシュリンプを飼育するにあたって大切なのは水質を安定させる事ですので、可能な限り大きな水槽、大きなろ過層を使用することをお薦めします。(熱帯魚)初心者の方は60cm規格水槽と5L以上の ろ濾材が入る外部フィルターが お薦めです。
 底床はソイルがお薦めですが、肥料分の多い水草用ソイルは避けた方が良いです。また、最近ではシュリンプ専用ソイルも発売されています。
※ 当店オリジナル商品レッドビーサンドなら初心者の方でも安心して飼育を始める事ができます!
Q.
 レッドビーシュリンプを購入する際の注意点を教えて下さい。
A.
 ショップでシュリンプを購入する際に注意して頂きたいのは入荷直後の個体を購入 しない事です。
移動によるダメージは直ぐには現れず、ダメージを負った個体は1週間くらいで徐々 に死んでいきます。入荷後1週間以上経った個体を購入すると良いです。
 また、落ち着き無く泳ぎ回っている個体や、じっとして動かない個体は状態が悪い場合 が多いので購入を控えた方が無難です。餌に集まっていたり、常に手を動かして底床を突いている個体なら安心です。
Q.
 水槽を立ち上げてからどれ位の時間が経てばシュリンプを入れる事ができますか?
A.
 生物のいない水槽はどれだけ経過しても意味がありません。
パイロットフィッシュを入れてバクテリアを繁殖させる事が大切です。
(ソイルを底床にする場合はソイルからアンモニアが出るのでパイロットフィッシュ は必要ありません)
 3〜4週間位経てば大丈夫ですが導入前にはアンモニア、亜硝酸が出ていないか確認 してから導入してください。パイロットフィッシュが大丈夫でも“エビには危険な場合”があるからです。
 肥料分の多い水草用ソイルを使用の場合はソイルからアンモニア、亜硝酸が出るので特に注意が必要です。
Q.
 シュリンプを水槽に入れるときの水合わせはどのように行なえばよいでしょうか?
A.
 ビーシュリンプは水質の変化に弱いので特に注意が必要です。点滴方式の水合わせが理想です。
pHはもちろんの事、硬度、水温も同じになる様にしなければなりません。エラ呼吸するビーシュリンプは硬度が急変すると呼吸困難に陥るからです。
 pH、硬度を測定する試薬を購入する事をお薦めしますが無い場合は、元の水を水槽の水で10倍以上に薄めると良いと思います。
 また冬季は水合わせ中に水温が下ってしまう事がありますので水合わせ後に再度、水温を確認してください。

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■ 飼 育 編
Q.
 レッドビーシュリンプ飼育に最適な水温を教えて下さい。
A.
 25度前後が良いと思います。夏場は30度以上にならない様に気をつけてください。
 20度位の低温で飼育すると発色がよくなりますが、小さい個体になってしまいます。
 大きくて綺麗なエビを目指す方は適温で飼育してください。
Q.
 餌はどんな物がよいでしょうか?
A.
 ビーシュリンプは雑食なので動物性、植物性共に何でも食べますのでバランス良く与える方が良いです。
 ホウレン草が良いと言われていますが農薬等の危険がありますので無理して与える必要はありません。
 最近ではシュリンプ専用フードが色々販売されていますので色々試して食いが良い物を与えるのが良いと思います。
また、動物質の餌を多く与えると水質の悪化を招きますし、プラナリアが居る場合、大繁殖しますので注意してください。
※当店オリジナル商品えび玉シュリンプフードをお試しください!
Q.
 レッドビーシュリンプに適した水質を教えてください。
A.
 ビーシュリンプは水質が安定してしまえば、どんな水質にもある程度対応しますが、バクテリアの活性を考えるとpH6以上、万一アンモニアが出た際の毒性を考えるとpH7以下の間が良いと思います。
 硬度は軟水になりすぎると脱皮不全を起こしたり、pHの緩衝作用が弱くなりpHが急落する事による水槽崩壊(エビが全滅)の危険があるので定期的な水換えやミネラル類の添加で総硬度をGH3以上(理想はGH5以上)に保ってください。
 特に軟水へ水質を変化させる水草用ソイルを使っている方は注意が必要です。
※当店オリジナル商品、シュリンプミネラルCa+の添加をお勧め致します!
Q.
 よく弱酸性の軟水が良いと聞きますが本当でしょうか?
A.
 pHは弱酸性が良いと思いますが軟水は良くありません。
 甲殻類であるレッドビーシュリンプは水中のカルシウムやマグネシウム等のミネラルを吸収して殻を作りますので軟水では殻の薄い弱いエビになり最悪脱皮不全で死んでしまいます。
 理想的な水質はカルシウムやマグネシウム等のミネラル豊富に含まれる硬度の高い水質です。
また、実験水槽では総硬度GH20(1500ppm)でも繁殖していますのでビーシュリンプは硬度に関してかなりの適応性をもっていると考えられます。
※当店オリジナル商品、シュリンプミネラルCa+の添加をお勧め致します!
Q.
 30cmキューブ水槽で飼育しています。何匹位まで飼育できるでしょうか?
A.
 濾過機能、水換え頻度等で飼育できる数は変わってきますが100匹位までは大丈夫です。
ちなみに当店では飼育水1Lに対して10匹以上飼育している水槽(*注)がありますので30cmキューブ水槽(約25L)でしたら250匹以上になります。
※(*注)当店オリジナル商品、レッドビーサンドを底面フィルター使用で飼育した場合です!

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■ 繁 殖 編
Q.
 レッドビーシュリンプを繁殖させたい場合最低何匹位飼育すればよいでしょうか?
A.
 雄雌の区別がつけば1ペアでも繁殖可能ですが雄2雌3位から始めると良いと思います。
 区別の付かない場合は10匹位購入すれば雄雌が混ざると思います。
Q.
 レッドビーシュリンプは生後どれ位で繁殖可能になりますか?
A.
 飼育の水温にもよりますが生後5〜6ヶ月位で繁殖する様になります。
 メスは繁殖可能になると頭の中の卵巣が黒くなってくるのでわかります。オスはメスを追いかける様になっても雌と同等以上のサイズでないと交尾できないと思います。これは交尾する際に雄が雌の上に多い被さって雌をひっくり返してお互いに向き合って交尾する為、雌をひっくり返せる力の有る雄でないと交尾できないからです。
Q.
 繁殖に適した水温を教えてください。
A.
 23〜28度の間が適しています。それ以上低くても高くても繁殖し難くなります。
Q.
 ビーシュリンプが抱卵しました。隔離したほうは良いでしょうか?
 また、注意他にする事はありますか?
A.
 特に隔離する必要はありませんが、特別な個体で確実にその子供を取りたいという場合 は隔離するのも良いと思います。
 また、特に何かするという事はありませんが、抱卵個体は体力が落ちていますので今まで以上に水質悪化や水質変化に注意してください。具体的には残った餌は直ぐに取り除いたり、水換えの量を減らして回数を増やすと良いです。
Q.
 抱卵しました。どれくらいで孵化するのでしょうか?
A.
 孵化日数は水温により変化しますので一概にはいえませんが26度で3週間位です。
Q.
 抱卵していたシュリンプから卵がなくなりましたが稚エビが見当たりません。死んでしまったのでしょうか?
A.
 稚エビは孵化直後はモスの茂み等に隠れていてあまり出てきません。1週間位経って3〜5mm程の大きさになると出てきます。
Q.
 シュリンプの稚エビが産まれました。親と分けた方がよいのでしょうか?
A.
 分ける必要は全くありません。親と同居で大丈夫です。その手軽さがレッドビーシュリンプ飼育の良さでもあります。
Q.
 稚エビが産まれました。餌は何を与えればよいでしょうか?
A.
 稚エビは主に水槽内に沸いたバクテリアや微生物、コケ等を食べていますので特に餌を与える必要はありません。
しかし自然発生する餌は親エビに殆ど食べつくされている状態があります。これは水槽と言う限られた環境では自然発生する微生物等がエビの食欲に追いつかないからです。
 バクテリアや微生物を発生させる商品が発売されていますので、それらを添加することで稚エビの餌とすることも出来ます。
※当店オリジナル商品、微生物の素を添加することをお勧めします!span>

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■ ト ラ ブ ル 編
Q.
 ソイルでシュリンプを飼育すると良いと聞いて初めてソイルを使ってみました。
 パイロットフィッシュを入れて2週間ほど様子を見てからシュリンプを入れましたが日に日に死んでいってしまいます。同居の魚は元気なんですがなぜでしょうか?
A.
 水草用ソイルの中には肥料分が多く含まれておりアンモニアや亜硝酸が発生します。
 アンモニアが分解されるまで2〜3週間掛かりますので、まだ投入が早すぎたのかもしれません。魚が耐えられる環境でもレッドビーシュリンプは死んでしまう事が多いです。
 一度、アンモニアや亜硝酸を測定してみてください。
Q.
 色抜けの原因についておしえていただけないでしょうか?
 我が家では、成長につれて色抜けを起こす個体が多く対処に困っております。
A.
 ビーシュリンプは小さい時は綺麗で成長につれて色が抜けていくのが普通です。
 しかし希に大きなサイズでも色が抜けない個体がいます。その様な個体のみを種親に残して選別交配して行く事で大きなサイズでも色が抜けない個体の割合が増えていきます。
 また水中や餌のミネラル分(特にカルシウム)が不足すると色が薄くなる可能性があります。
※ 当店オリジナル商品、シュリンプミネラルCa+怪しい粉の添加をお勧めします!
Q.
 時々シュリンプが1〜2匹死んでいることがあります(寿命ではないのに)。
 温度は常に23度で水も出来てるし、餌は自家製無農薬ほうれん草にシュリンプフード、稚エビはあっといゆまに増えて無事に大きく育っていて、原因がつかめません。なぜ死んでしまうのでしょうか?
A.
 水が出来ていて餌も水を汚さない餌をあたえているのでしたら、一ヶ月に1から2匹死んでしまうのは寿命の短いエビと思ってください。沢山うまれる生物ですから弱い個体もいます。血が濃くなっていれば尚更です。
 エビが1〜2匹死んだからと言って神経質になりすぎたり、不必要な水換えで水質を急変させるのは良くありません。心配でしたらアンモニア、亜硝酸、硝酸塩、pH、GH等の水質を数値的にチェックすると良いと思います。
Q.
 今まで順調に増えていたシュリンプが突然バタバタ死に始めてしまいました。
 これが崩壊というのでしょうか? とりあえずリセットしてみたいと思うのですが同じ失敗をしたくありません。原因が分かればアドバイスをお願いします。
A.
 ソイルを底床に使用している場合、水質を軟水にしてしまいます。
 軟水化が進むとpHの緩衝作用が少なくなりアンモニア〜亜硝酸と水が酸性に傾く際にpHの急落が起こります。 そして、pHの急落が起るとシュリンプやバクテリアにダメージを及ぼし、崩壊を招くと考えられます。
 軟水化によるpHの急落を防ぐには定期的な水換えやミネラルの添加で飼育水の硬度を保つ事が大切です。
Q.
 何度レッドビーシュリンプを購入しても全て死んでしまい困っています。
60cm水水槽に外部フィルター2基とスポンジフィルターを付けて濾過は完璧です。
アンモニアや亜硝酸、は検出されず硝酸塩も殆ど検出されません。
シュリンプ導入時は、点滴方式で水合わせをしています。
なぜ上手く育たないのでしょうか?
A.
 60cm水槽に外部フィルター2機は必要ないと思います。水流が強すぎるのではないでしょうか? ビーシュリンプは沼エビの一種なので水流が強いと疲れて死んでしまいます。シャワーパイプの径を大きくするなどして水流を弱めてみてください。
 時々、このような質問を受けますが、水流を弱める事で大抵上手く飼育できる様になります。
Q.
 稚エビが生まれても、いつの間にか居なくなってしまいます。抱卵個体も多く親エビは至って元気です。なぜでしょうか?
A.
 稚エビの餌となる微生物やコケ等が親エビに食べ尽くされて餌が無くなり餓死してしまっているか、ミネラル不足で脱皮出来ず死んでいる事が考えられます。
 ミネラル添加剤や稚エビの餌となる微生物を発生させるバクテリア類を添加するとよいでしょう。
※ 当店オリジナル商品、微生物の素シュリンプミネラルCa+怪しい粉の添加をお勧めします!
Q.
 やっと抱卵したエビの卵が日に日に少なくなってきてしまいます。なぜでしょうか?
A.
 原因は詳しく分かりませんが初めて抱卵する個体に多く発生するようです。
 受精率が悪いのかもしれません。
Q.
 抱卵したばかりの個体がなぜか死んでしまいます。なにか原因があるのでしょうか?
A.
 抱卵はとても体力を使う行為なので、弱い個体は体力が低下して死んでしまうのだと思います。また雄が多すぎる場合、交尾した後も雄に追い回され続けて死んでしまう事があるので注意が必要です。
 水草や流木等の抱卵個体の隠れ家になる場所を作って下さい。

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■ 選 別 繁 殖 編
Q.
 レッドビーシュリンプの雌雄の判断ですが、どう判断しておりますか?
A.
 雌雄の判断は頭の丸みと上を向いている2本の髭の太さと長さでです。
 太くて長いのがオスで短くて細いのがメスです。
Q.
 選別繁殖を行なう場合、何匹位で始めれば良いでしょうか?
A.
 1ペアからでも繁殖可能ですので、飼育しているシュリンプで本当に良い個体のみを選ぶと良いと思います。
 一番良い雄と良い雌2〜3匹で行なうのが理想と思います。
Q.
 選別交配する場合、雄、雌どちらを重視すればよいでしょうか?
A.
 雄、雌共に良い個体で繁殖するのがベストですが、重視するという点では雄です。
雄は成熟して雌を追い回す様になると殆どの個体の色が薄くなってしまいます。
 私の勝手な考えですが自然界で雌を探して泳ぎ回る際、綺麗で目立つ雄は魚等の天敵に食べられてしまい、色の薄い雄が子孫を残してきたのだと思います。ですから自然界とは逆の事を選別交配で行なう事が大切と思います。
 また、クワガタ等の昆虫類でもオスの遺伝が強いと言われていますのでシュリンプに当てはまると思います。
Q.
 雌は一度交配すると精子が保存され次回の産卵にも使われると聞きましたが本当でしょうか?
A.
 私の経験では、そんな事は無いと思います。抱卵個体を隔離して確実に子供を取る際に、そのまま雌単独にしていると何時まで経っても抱卵しないからです。
 疑問に思うことはご自信でお試しになる事が趣味としての楽しみだと思います。
Q.
 赤目の個体を選別交配に使うと良い子供が生まれると聞きました。
 赤目の個体は優れているのでしょうか?
A.
 当店では赤目や黒目に分けて選別交配をしたことがありませんので違いは分かりませんが、全体的に見ると黒目の個体の方が発色が良いと思います。
 私の想像ですが、赤目の個体は選別交配の進んだレッドビーシュリンプからの突然変異個体か、アルビノのニュービーシュリンプ(私が知る限り全て赤目)のハイブリッドでどちらにしても特殊な個体です。
 赤目の個体は、その様な意味で特別な血を持っているという1つの目安にはなると思います。
 しかし黒目でも選別交配が進んだ個体は発色や日の丸等の特殊な模様の固定率も高いですし、よい個体は沢山いますので必ずしも赤目が優れているとはいえないと思います。
Q.
 選別交配する場合、何代位同じ系統で交配し続けてもよいのでしょうか?
A.
 私自身、6代目までしか同じ系統で交配した事がないので分かりませんが専門家(海洋研究大学の方)に聞いた所、15代位と聞いております。
 実際、知り合いのブリーダーさんは5年で15代に渡り同系統で交配しているのですが最近、奇形や1cm程にしか育たないシュリンプが良く生まれる様になってしまったそうです。
 定期的に信頼できるショップやブリーダーさんから他の血筋のシュリンプを導入してください。

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■ グ レ ー ド 編
Q.
 選別交配を続ける事で、日の丸個体等の特殊な模様の固定は可能なのでしょうか?
A.
 可能です。
 色々な生物で突然変異や亜種との交配で産まれた個体を選別交配して新種ができています。
 当店では70〜80%の固定率で日の丸が生まれる血統があります。ブリーダー仲間では100%固定されている方もいます。
 しかし、インブリードが進むと奇形の出現や発色の衰退が発生する様で良い個体が生まれてくる割合は、まだ少ない様です。
Q.
 全身真っ白の個体は本当にうまれるのでしょうか?
A.
 既に一部のブリーダーさんの所では突然変異で生まれています。しかし発色が薄い透けた個体が多いようです。
 ブリーダーさん達が色の濃い個体の固定化を目指して頑張っていますので、シュリンプ飼育者の皆さんに普及される日も近いと思います。
Q.
 中々、白の発色の良い個体が生まれなくて困っています。どうすれば雑誌で見るような綺麗なレッドビーシュリンプが生まれるのでしょうか?
A.
 綺麗なシュリンプに育て上げるには選別交配と良い飼育環境が欠かせません。
 選別は悪い個体を取り除いて交配させていくのではなく、優れた個体のみを選抜して交配させる事が大切です。
 飼育環境は水質、水温、照明、餌等色々な要素が関係します。
 水質はカルシウムやマグネシウム等のミネラル豊富な硬度の高い水が良いです。シュリンプは水中のミネラルを吸収して殻を形成するからです。
 水温はあまり高すぎるとシュリンプの成長が早く、色が追いついてこない場合があります。 しかし低すぎは成長が遅くなり小さなエビになってしまいますので25度前後が良いと思います。
 光はビーシュリンプの発足と密接な関係があります。人間の日焼けと同じ様に発色が有害な紫外線等から体内の組織を守るのです。ですから強い光が当るほど発色が促進されます。
 しかし強すぎる光は逆に発色の色素を破壊してしまいますので、長すぎない照明時間に留めてください。
 餌はミネラル、カルシウム、カロチンが豊富に含まれる餌を与える事が大切です。レッドビーシュリンプの赤はカロチン、白はカルシウムと蛋白質から出来ています。
Q.
 日の丸タイプやタイガータイプ等、高額の綺麗なシュリンプを購入すれば、必ず子供に綺麗なレッドビーシュリンプが産まれるのでしょうか?
A.
 綺麗なシュリンプを種親に使い繁殖すれば子供に良い個体が生まれる確 立が高いのは間違いありません。
 しかし、その綺麗なシュリンプが「代々綺麗なビーシュリンプから産まれた血統の良い綺麗なビーシュリンプ」なのか?、「普通のビーシュリンプから産まれた綺麗なビーシュリンプ」なのか?で子供に綺麗なビーシュリンプが生まれてくる確立が変わってきますので、高額の個体を購入する場合は信頼できるブリーダーさんやショップから購入される事をお薦め致します。
Q.
 昔からグレードのあまり高くないレッドビーシュリンプを飼育しています。どんなに選別交配をして数(数千匹)を増やしても雑誌で見るような日の丸タイプや尻尾が白い個体等の特別な個体は産まれません。
 どれ位の確立で産まれてくるのでしょうか?
A.
 昔のレッドビーシュリンプと最近の高グレードのレッドビーシュリンプとは別タイプ(亜種)だと思っております。
 もともとビーシュリンプは香港島で採集された元祖ビーシュリンプの赤色変異種です。
 詳しい原因は分かりませんが、工業排水などで元祖ビーシュリンプが採集できなくなり、中国本土から同じ沼エビの仲間でバンドの太くて白の綺麗なシュリンプが輸入されるようになりました。そのシュリンプを赤くしたのが、バンドの太いレッドビーシュリンプだと思います。
 更に、採集地によって色々な特徴がある亜種がいて色々なタイプが輸入されています。
その中で特徴を持ったタイプをレッドビーと掛け合わせて出来たのが現在の高グレードのシュリンプなのではないでしょうか?
 ですからどんなに選別をしたり良い環境で飼育しても良い血が入っていなければ良い個体は産まれないと考えております。